おかげさまで皆様に支えられて、河辺板金工業は25周年を迎えました。ありがとうございます。この建築板金の仕事を通じ地域貢献を・・・と大それたことはまだまだ言えませんが、お客様から最後に「ありがとう」と言っていただける仕事を、という思いで日々取り組んでおります。
私も建築板金業の世界に入り20年、先代の後任として令和元年に代表取締役に就任いたしました。小さな会社ですので事務や営業も掛け持ちしておりますが、今でも時間が許す限り現場に出て作業するようにしています。
現場の状況確認のためやお客様や社員・職人の皆・他業種の方とコミュニケーションを取るため、そして私自身の技術を磨くためでもありますが、一番大切にしていることは新しい板金技能者・職人の育成のためです。
技能は引き継いでこそ進歩して行くと考えております。自分が諸先輩方より教わったことを伝え、そこに過去の失敗や教訓を踏まえてオリジナリティーを織り交ぜ、共に技術を向上させていく。時には新人の職人に教わることもあります。「そんなやり方もアリだな。まだまだ勉強だな。」と、それは新鮮で職人を始めた頃を思い出します。
板金工業と看板を出しているからには「この板金工事は施工できるが、その板金工事はできない・・・」などと言わないよう先人からの技術を受け継ぎ、年々進歩する商品や技術にも対応し、常に建築板金のプロとして確かな施工を提供できるよう社員の皆で日々勉強・成長を心掛けております。